アルカリ反応型注入工法

アルカリ反応型注入工法


アウターシール注入材
コンクリート構造物の漏水原因としては、打ち重ね時間をオーバーしてからの打設による打設不良のコールドジョイント、セメントと砂利分離などが原因のジャンカ、熱収縮・乾燥収縮によるひび割れ等が上げられます。従来工法では、ひび割れ・コールドジョイントの補修工法は樹脂、またはグラウト注入で行ないますが、ひび割れ幅によって施工できる箇所が限定されるケースも存在します。マイクロクラックと言われる微細なひび割れについては、粘性の高い材料では内部までしっかりと注入出来ず、その効果を十分に発揮されない場合があり、漏水事故の再発を余儀なくされます。アウターシール注入工法は、今までの注入工法の欠点を克服した、2液性の新しい無機質材料によるコンクリート構造物の漏水止水工法であり、コンクリート内部でゲル化して防水層を生成する時間をコントロールする事で、液状のままマイクロクラックの奥深くまで材料を注入する事が可能です。漏水対策をお考えのお客様は、豊富な経験と確かな技術の我々株式会社環境美健に是非お任せください。

アウターシール注入工法3つの特徴

アウターシル注入材による防水



01
AM 9:30
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あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森です。夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森です。
01
優れた止水機能
アウターシールの注入効果は、ハニカム構造の結晶ゲルがコンクリート構造物の隙間(ひび割れ・打継ぎ部)を閉塞し、雨水の侵入や30mの水頭圧がかかった湧水でさえシャットアウトします。
さらに、有機材料(樹脂またはセメント系グラウド材)にて止水施工された箇所の再止水も可能になりました。このケイ酸塩系の材料と硬化剤を用いた止水工法を弊社は長年にわたって施工しております。
02
分離しない液体性状
高圧注入機械を使用しても、その性状は変化せず、液体の状態維持できるため、より深層域まで注入できます。
今まで到達不可能であった、マイクロクラックや、広大な打ち継ぎ面にも対応します。
03
信頼のNETIS登録技術、ゲル化時間の調整も
アウターシール注入剤を用いたアルカリ反応型注入工法は国交省の新技術活用システム【NETIS】に登録された信頼の技術であり、無機質材料では不可能だった、ゲル化時間の調整(30分~1時間程度)ができます。これにより、温度や気象状況により左右されていた施工時間が、より短時間でアウターシールの注入が可能になりました。
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アウターシールの秘密

生きた止水剤 無機質ゲル
アウターシール工法は、マイクロクラックから打ち継ぎまで、あらゆる空隙の漏水補修に対応します。アウターシールは2液性の材料で、材料その物がアルカリ反応を起こしハニカム結晶のゲルを形成します。コンクリート不具合部に注入したアウターシールは、コンクリート内部でゲル化を促進し、ひび割れ・打ち継ぎ内部の保水力を維持します。また、雨や湧水など水が触れる箇所であれば、構造物の振動や加重変化などによりクラック幅が変化する場合でも、その変動に追従し、止水性能を維持する画期的な無機質止水工法です。
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アウターシールのさらなる
2次、3次効果

注入後、コンクリート内部でゲル化したアウターシールは単にひび割れを防ぐだけでなく、コンクリート中の未反応水和物や湧水・雨水によりひび割れ・打ち継ぎより流出する水酸化カルシウム(強アルカリ)ともアルカリ反応をして、不溶性のハニカム結晶ゲルの形成を促進していきます。さらに、このアルカリ反応後にゲル内に余った未反応部分はコンクリート内部まで浸透し、クラック・打ち継ぎにより炭酸ガスや水の侵入によって既に中性化しているコンクリートを再アルカリ化させ、鉄筋の不導体被膜も保護します。
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ウロコ状の結晶

ハニカム結晶

アルカリ反応型注入工法のアウターシール注入液は、コンクリートのひび割れ・打継ぎ内部に注入直後から、反応生成物としてウロコ状の結晶ゲルを形成します。ウロコ状の結晶ゲルは、何層にも重なりあいハニカム結晶体となり、ひび割れ・打継ぎの隙間を閉塞する特徴があります。このウロコ状の結晶が重なりあったハニカム結晶体によって雨水・ 湧水の浸入を防止します。
例えば、針状結晶の場合には、成長過程において結晶間に隙間ができやすい欠点がありますが、アルカリ反応注入工法のハニカム結晶体には、隙間ができにくい 結晶構造を持っています。無機質のアルカリ反応注入工法は背面から湧水、及び雨水の浸入する箇所に直接注入し短時間で止水することができます。アルカリ反応型注入工法に関して、ご質問やご不明な点がございましたら、東京都台東区の株式会社環境美健までお気軽にお問い合わせください。

施工例

全国の建築・土木工事で使用
Q
質問です
A
答えです
Q
アルカリ反応型注入工法って?
A
アウターシール主剤・アウターシールB剤2液混合液が、コンクリート中に含まれる水酸化カルシウムとポゾラン反応し不溶解性の珪酸カルシウム結晶が形成ることがアルカリ反応です。ひび割れ・打継ぎ等の空隙にアルカリ反応剤を注入し水酸化カルシウムと接触させて珪酸カルシウム結晶を形成させて空隙を塞ぎ湧水・雨水の浸入を防止する工法です。
Q
地下構造物などで湧水が背水圧によってひび割れ ・ 打継ぎから浸入している場合でも使用できますか?
A
アウターシール主剤・アウターシールB剤2液混合液を低圧・中圧・高圧注入することによってひび割れ、打継ぎ等の透き間を塞ぎ湧水の流出を防止することができます。アウターシール主剤・アウターシールB剤2液混合液した止水ジェル液は不溶解性及び不透水性のジェルを形成し接着性、保水性、弾力性に優れ湧水の浸入を防止します。ひび割れ・打継ぎ内部に注入されたアウターシール主剤・アウターシールB剤2液混合液はジェル状になり施工後余剰なアルカリ反応剤が脱水します。脱水したアルカリ反応剤はひび割れ・打継ぎ内部に浸入してくる湧水及び湧水に含まれる水酸化カルシウム及びコンクリート中の遊離カルシウムと再反応し結晶を増殖させます。
Q
ひび割れ・打継ぎ内部に止水ジェルを形成させた場合、湧水などの背水圧によって流出又は構造物の動・変動に振動・挙よって止水ジェルが破壊されませんか?
A
ひび割れ・打継ぎ内部に対して止水ジェルは強度がなく接着性(金属・木片・コンクリート・ガラス等)・弾性力・保水性に優れているため破壊されることはありません。
Q
一般的に注入剤は強度を要求されると思うんですが。(地下ピット・トンネル等)
A
アウターシール主剤・アウターシールB剤2液混合液で、形成されたゲルは接着性・弾力性・保水性に優れていますが強度等はありません。
Q
微細なひび割れに注入できますか?
A
アウターシール主剤・アウターシールB剤2液混合液で形成された止水ジェルはマイクロひび割れから打継ぎ(スプリングライン等)まで注入が可能です。例えば打継ぎの場合は、ジャンカ等によって空洞が大きく、ピーコン廻りは微細なひび割れによって漏水しますが開発された止水ゲルは全ての漏水に対応します。
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